2008年1月23日水曜日
Heart asks pleasure first
『Heart asks pleasure first』…
ずっと本棚に眠っていた楽譜を久々に手に取りました。
かの有名なマイケル・ナイマンのピアノ曲(1992作)で、映画『THE PIANO』(1994?)の主題曲でもあります。
今では癒しの曲としてリラクゼーションCDとかに収録されている有名な曲になってしまいましたが、当時はあまり知られていない曲でした。
この映画を初めて観て、曲を聴いたとき、「こんなに綺麗で気持ちのいい曲は今までに聴いたことがない」と真面目に思いました。
例えて言うと、飲んだポカリが乾いた喉に浸透するかの如く、すぅっと体に浸透し、ずっと聴き入ってしまうそんな魅惑の曲です。
悲しく綺麗な曲が大好きな僕はもうこの曲の虜になってしまいました。
子供の頃、あきらめていたピアノをこの曲が僕にピアノの購入と、習うきっかけを与えてくれました。
これを聴いてから1週間もせずに、思い切ってピアノを買い求め、楽譜も買いました。
無謀にもちょこっと弾いてみることもしましたが、音符の波がせめぎあう忙しい曲にすぐに挫折。
お世話になり始めたピアノの師匠にも「これは今は無理ね。せめて1年か2年後かな。」と言われました。
どうしても弾きたかった僕はこの曲のために基礎の練習をずっとしてきましたが、飽きっぽい僕の性格がそれを忘れさせてしまいました(オイオイ)。
あれから7年。ピアノのレッスンはちょこちょこ通っていたものの、サボってばかりいたので、未だに上達せず、全然弾けません(苦笑)。
でも、この曲は殆ど白鍵しか使わない曲なので、今なら何とか冒頭は弾けるかなぁと試しては見たものの、鍵盤飛ばしのテクもなく、指遣いも変なので、たった5小節で撃沈。
おまけに親指から小指を広げてもやっと1オクターブの鍵盤が届くぐらい。
しかも、メロディラインが小指に集中する曲なので、指がつりそうになるわで大変でした。
なんとも情けないです(苦笑)。
でも、今年はそんな怠けた自分におさらばし、原点に立ち返りました。
「人前で弾くこと。1曲は絶対にモノにする。」
この目標を立て、難しいながらも僕のピアノの原点であるのこの曲を練習したいと思ってます。
ただ、師匠には「まだ無理よ」って言われそうだな。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿